「話題力」が高いと婚活は楽！？そうとは限らない婚活の落とし穴。

常に話題豊富で楽しそうに会話する「話題力」の高い女性は確かにモテます。
一方、大半の男性は、そんな女性の「聞き役」になりがちで、彼女が望むような、対等に会話できる男性にはなかなか巡り合えないようです。

「話題豊富で会話が途切れない人」は見つかる？

個性分析の結果からも、女性は男性よりも「話題力」が高いのは明らかです。
どんな話にも何かしら反応し、話題を繰り出せるコミュニケーション能力は女性の方が高い傾向が強く、男性は低いという不均衡があります。

話題力の高い女性が「私を楽しませてくれる、話題豊富で会話が途切れない人」を求め続けるのは、自分としては普通のことと思っていても、実はかなりハードルが高い話。
婚活をしていても「話が弾む人に出会えない・・・」と悩み続けるのも無理はありません。

逆に男性側からみると、自分の話題力が低くても、女性がどんどん話題を振ってくれて、会話全体が盛り上がっているように感じられるため、そんな相手はとても魅力的な存在。

でも、実は満たされているのは男性だけで女性は物足りないと感じていることが往々にしてあります。

お見合いの感想でも、男性からは「会話も弾み楽しかったです」と届くものの、女性からは「話が盛り上がらず私から話題を振り続けて疲れてしまいました」と届くというすれ違いはとても多くのが現実です。

「話題力」が高い人同志の相性は?

「話題力」が高い女性が上手く婚活していくために必要なのは、果たして自分より話題力のある男性と本当に相性がいいのか？という気づきです。

実は「話題力高」×「話題力高」の組み合わせは一見賑やかで楽し気に見えますが、お互い聞くより「話したいという欲求」の方が強く、一見相手の話を聞いているようでも頭の中は自分の話したい事でいっぱいで、相手の意見や感想をしっかり受止めていないことが往々にしてあります。相手の話を最後まで聞かず自分の話にしてしまう、話の途中でもう理解した気になってしまい自分の意見を言いたくて言いたくて仕方ないなど、じっくり聞く姿勢に欠けてしまうことも多いのです。
また、自分の話題に夢中になりすぎて、相手の関心がない内容を長々と話してしまうようなことも。
このように実は気を付けなければいけないことも多々あり、「話題力高」×「話題力高」の組み合わせは実はあまり相性が良いとは言えません。

話す側と聞く側が常に50/50というのは理想ではありますが実際はとても難しく、どちらかが話し手、どちらかが聞き手という関係になりがちです。

話題力が高いのも個性ですから否定するものではなく、どちらかが話過ぎてもお互いそれが心地よければOKです。
本来は、話題力が高い人には同じく高い人より、どんな話題も否定せず、聞いてくれる「尊重力」の高い相手が相性がとてもいいのです。

とはいえ、聞いてくれるからと甘えすぎない注意も必要です。話題力が高いと話すことの気持ちよさに熱中し相手の気持ちを見失いがちなので、相手にも話す機会を作り、相手の話をきちんと聞く姿勢を持つことは心掛けましょう。

その上でお互いのバランスがしっくりくる相手を見つけましょう。