一人の人に求めすぎていませんか?

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理想の相手が現れないのはなぜ?

こんにちは。 個性分析カウンセラー水野真由美です。

「理想の人に出会えないんです。
私、何がいけないのでしょうか?」

婚活や恋愛に悩む方から、こういったご相談を受けることがあります。
でも、個性分析のカウンセリングを通して詳しくお話を伺ってみると――

その「理想の人」というのが、実際には“存在しない”ような人物像であることが少なくありません。

たとえば…

「穏やかで行動力があり、
筋は通すけど融通も利く。
地道な生活をしながらガッツリ稼げて、
カジュアルで気さく、誠実で真面目な人」

…すごい。
すべての理想を詰め込んだようなパーフェクトな人。
だけど、冷静に考えてみるとそれって「静かで元気な人」とか「真面目で自由人」とか、ちょっと矛盾している組み合わせですよね。

婚活がうまくいかない原因のひとつは、自分でも気づかぬうちに“共存しにくい気質”を一人の人に求めてしまっていることかもしれません。

共存しにくい気質とは?

個性分析をしていると、人には「共存しにくい気質」があることがよく分かります。

たとえば…

・「穏やか」と「活動的」はどちらも魅力的だけど、ペースは真逆。
・「筋を通す」と「融通が利く」も、シチュエーションによっては衝突する。
・地道に生活する人が、金儲けに飛びつく可能性は低い。
・気さくでノリのいい人が、慎重で実直な行動を毎回とれるかというと…難しい。

つまり、「あの人、もっと○○だったらいいのに」と感じた時、それは実は“矛盾する性質を求めている”ということも多いのです。

自分でも気づかぬうちに、相手に完璧を求めすぎていませんか?
そしてその理想を押しつけるような“無意識のプレッシャー”を与えていませんか?

もしかすると、あなた自身も過去に「本来の自分とは違う個性を求められてしんどかった」経験があるかもしれないのに。

相手を見る目は“自己理解”から育つ

個性分析で自己分析しながら自分を見つめ直すと、自然とこんな気づきが生まれてきます。

「自分だって、全部を持ち合わせてるわけじゃない」
「それでも自分なりの魅力が沢山ある。だからこそ今の自分を大切にしていいんだ」

この“自己理解”が深まると、不思議と他人のことも受け入れやすくなります。

「足りない部分はお互い様。
この人のこういうところが好きだな」――

そんなふうに自然と思えたなら、婚活だけでなく、どんな人間関係もずっとラクに、ずっと心地よくなっていくはずです。

自分の個性を深く理解し、相性がぴったりな人をみつけませんか?
■個性分析
https://koseibunseki.jp/love/

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