個性分析で「会話が苦手」「何を話していいかわからない」という相談をよく聞きます。
コミュニケーションの基本は会話ですから、この悩みは人間関係の構築に影響を及ぼします。
是非解決したい課題です。
話が出来る出来ないは、「心の問題」ですからマニュアルを読んでテクニックを身に付けたつもりでも
簡単に話せるようにはなりません。
誰かに話したいこと、話さないではいられない気持ち、心の中に沢山ありますか?
楽しいことや面白いことがあったとき、感動したとき、悲しい出来事に遭遇したとき・・・・
「このことを話したい」「聞いて欲しい」と思うこと、ありますよね?
そんな気持ちが常に心にあふれている人は
「何を話していいかわからない」「話すことが無い」という悩みがありません。
このように様々な感情が心に浮かぶ力を「個性分析」では「感動力」と呼んでいますが
つまりそれは「感受性の豊かさ」のこと。
「話題が豊富でおしゃべりが好きな人」を思い浮かべてみると、
彼・彼女は日常の中でも「楽しいこと」「気になること」「面白そうなこと」を発見するのが上手ではありませんか?
それは常に様々な感情が「心に溢れている」ということでもあります。
会話が弾まないのは「感受性」の問題。テクニックでは解決できない
「仕事もつまらない、友達とも疎遠、親はうっとうしい、休日も家でゴロゴロ・・・だって趣味もないし・・・」
なんて過ごしていませんか?
こんな風にしていると何に対しても心が動かなくなり、楽しみ方も忘れて、感情がどんどん平たんになっていきます。
これでは心に何も感情が湧かず「話したい事」も蓄積されません。
結果、人との会話も弾まなくなってしまいます。
会話上手になるためには、ありふれた日常の中で驚きや喜びを見つけ出せる感受性の豊かさが必要です。
感受性を育てるには、 何事も、つまらないとか関係ないとか、簡単に切り捨てず、じっくりと物事を味わってみることが大切です。
時間を忘れるくらい趣味に没頭する、苦手なことでも試してみる、気になっていることを始めてみる・・・そうしていくうちに、「もっと楽しみたい」「人の意見を聞いてみたい」「人に話してみたい」「この気持ちを分かち合いたい」・・そんな新たな感情が湧いてくるはずです。
それがすべて「会話のネタ」であり、こうして心に蓄積していくことが「話題豊富で会話が弾む人」への近道です。
心にネタが蓄積されたら次に大事なのは「話題力」
ネタが溜まっても、自分の中であたためているだけでは人とは繋がれません。
しっかり蓄えたら、次は「伝えてみましょう」
伝える力を指す「話題力」とネタを蓄積する力である「感動力」の相乗効果が大切です。
ネタができるから、話したくなる。
話すことでまた様々な感情が蓄積され、好奇心が刺激され、更に行動したくなる
その行動が自分の中にまた感情を蓄えていく・・・
このループが出来たら、会話上手に一直線です!
会話が苦手と感じたら、感受性、チェックしてみませんか?
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