
尽くす人生に意味はある?
子育てが終わったら、今度は親の介護。
「やっと自分の時間が持てると思ったのに…」と、ため息が出ることもあるかもしれません。
しかし、改めて振り返ると、ある時から私たちはずっと誰かのお世話をしながら生きてきたのだと気づきます。
かつては子どもに、今は親に。
次から次へと「自分以外の誰かのために」動いている人生。
けれど、不思議と「嫌だ」とは感じない。
むしろ、「あの時期があってよかった」と思える瞬間が、後から何度も訪れます。
「尽くすこと」は、必ずしも犠牲ではなく、
そこにこそ“自分らしさ”や“生きている意味”が見えてくることもあるのです。
自由より、心のつながり

「自分のことだけ考えて生きられたら、どんなに楽か…」
そんなふうに思う日もあるでしょう。
誰にも予定を乱されず、急な用事に振り回されることもない。
まさに「自由で快適」な毎日です。
でも、いざ一人になると、どこか物足りなさや、寂しさを感じてしまう。
個性分析の中には「個集度」という指標があります。
これは「どれだけ人とのつながりを求めるか」や「孤独への弱さ」を示すものですが、診断してみると、老若男女問わず、9割以上の方が「孤独に弱く、つながりを求めている」という傾向を持っています。
多くの人が「人付き合いが面倒」という傾向を持ちながらも、「誰かといたい」という想いも共存している。
この“矛盾”は悩みの元でもあり、いかにも人間らしい面でもあります。
尽くすことは、つながること
「お世話の人生なんて…」と疲れる日があるのも当然です。
でも、少しだけ視点を変えてみませんか?
それは“義務”ではなく、“本能”かもしれません。
誰かのために動くこと。
誰かのために手を貸すこと。
それは、人が心から望む「つながり」を求める自然な姿と言えるのではないでしょうか。
どんなに時代が変わっても、AIが進化しても、
人は人を必要としている??この本質はきっと変わりません。
だからこそ、誰かのために過ごす時間は、
たとえ面倒でも、時に不便でも、
心を満たし、「私はここにいていいんだ」と感じさせてくれる時間でもあります。
自分を知ることは、自分の選択を肯定する力になります。
「個性分析」を通して、自分の本当の想いを感じ取ってみてくださいね。

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